式神SDKは、Intel X86系のCPUのデスクトップPCまたはノートPCのLinux上で動 作します。その他の動作環境は以下の通りです。
動作を確認しているLinuxのディストリビューションは、以下のものです。
680Mバイト以上空き容量のあるディスク上の任意の場所にSDK関連ファイルを展開します。
ここではファイルを展開するディレクトリが /usr/sgsdk-2.1、CD-ROMがマウントされているディレクトリが/mnt/cdromである場合の手順を解説します。インストール作業にはroot権限が必要です。
CD-ROMの/sdkに置かれている以下のファイルを展開します。
sgsdkbin.tgz | 式神をPC上で開発、実行するための環境 |
crosstools.tgz | ARM用のクロス・コンパイル用のツール、ライブ ラリ |
以下の手順でtarファイルを展開します。
# mkdir /usr/sgsdk-2.1 # cd /usr/sgsdk-2.1 # tar xvfz sgsdkbin.tgz # tar xvfz crosstools.tgz |
するとsgsdkとskiffというディレクトリが作成され、その下にファイルが展開 されます。
ディスクの空き容量が小さい場合は、ここでtarファイルを削除します。
クロス・コンパイル環境が必要ない場合は、crosstools.tgzを展開する 必要はありません。
Rootディレクトリ直下に、sgsdkとskiffへのシンボリックリンクを作成します。 このとき、root権限が必要になります。
# ln -s /usr/sgsdk-2.1/sgsdk /sgsdk # ln -s /usr/sgsdk-2.1/skiff /skiff |
式神SDKを動作させるには、Xnestコマンドと10ドットの大きさの日本語フォン トが必要です。これらが存在しない場合はインストールする必要があります。
CD-ROMの/sdk/utilsに置かれたRPMファイル、またはダウンロードサイト等で別途入手したものを使用してください。
RedHat Linux 7.1の場合 |
rpm -ivh XFree86-Xnest-4.0.3-5.i386.rpm |
RedHat Linux 7.2の場合 |
rpm -ivh XFree86-Xnest-4.1.0-25.i386.rpm |
RedHat Linux 7.3または8.0の場合 |
rpm -ivh XFree86-Xnest-4.2.0-8.i386.rpm |
knj10-1.1.tar.gzを展開し、作成されるファイルINSTALLを読んでそれに従っ て、インストールして下さい。